sapporo sweets cafe



ヴァンドゥーズ (vendeurse)販売員の仕事と安心安全
 
ヴァンドゥーズ





ヴァンドゥーズ(販売員)


さっぽろスイーツカフェの販売の仕事は、札幌市や近郊の洋菓子店の商品を月代わりで提供する、とても責任のある仕事です。それぞれの個性豊かなお店のイメージや、スイーツの価値を落とさず、素晴らしさや美味しさを伝えていかなくてはいけません。また、洋菓子の販売員という仕事は非常に専門性が高く誇りを持って働ける仕事です。接客販売だけではなく、サービス全般、商品の知識、ギフト、慶弔、素材やアレルギーの 知識、食品を取り扱うための温度管理、保管知識、衛生管理など、お客様に安心してご利用いただけるよう、毎日安全管理を実務として徹底しています。 また、お店や商品を美しく演出させるためのディレクションや、お客様の声や業界の動向、新しい展開を考えるプロデュースなど、販売サービスという仕事はお客様の正確な情報を直接収集できる仕事でもあり、本来は社会的地位がもっと高くなければいけない職種だと考えております。 そういったヴァンドゥーズの育成と、お客様が楽しいスイーツのひと時を過ごしていただくため、さっぽろスイーツカフェ運営協議会は一丸となってヴァンドゥーズを応援し、彼女たちが誇りをもって働けるよう支援していきます。ホームページでは、彼女たちの取り組みを通して、さっぽろスイーツカフェの魅力と安心してカフェをご利用いただけますようご紹介してまいります。 




<食の安心・安全協定書>

さっぽろスイーツカフェは、札幌市と食の安心安全に対して協定を結ぶことになりました。
以下の通りです。

・販売員は、毎日仕入れた商品の検品、温度管理、表示チェック、先入れ・先出し等の品質管理を徹底して行います。
・製造元の品質表示だけに留まらず、販売員も原材料やアレルギー等の知識を持ち、販売の際に求めに応じて情報提供するなど、お客様の信頼の向上に努めます。
・製造元とともに衛生管理の徹底に心がけながら、スイーツの発信地として、魅力ある商品をご提供いたします。
協定を公に宣言 することによって有言実行していこうというという取り組みです。






<スイーツの販売の仕事>

スイーツには他と違った特製があります。スイーツをお求めになるお客様は、とても「嬉しそう」に、そして「楽しそう」にご来店されます。
それは、スイーツの向こうに物語があるからです。ケーキという「物を選んで食べてお帰りになる」のではなく、誰かと一緒にケーキを通して、楽しいひと時を過ごされる。そういった商品と場を提供する仕事なのです。私たちは単なる物売りではなく、札幌という街がスイーツの街になるよう、また札幌という街が想い出の街になるよう、さっぽろスイーツカフェは、お客様に対して「喜び」を提供しています。「来てよかったね」「また来たいね」そんな声を聞くためにヴァンドゥーズ一同一生懸命頑張ります。




<身だしなみ>

ユニフォームは、見栄えや清潔感の他に、動きやすさ、安全性を重視して選んでいます。帽子は、ツバなどで表情が隠れないもの、髪の毛が隠れられるもの、ブラウスは、ショーケースに手を入れたときに他の商品に触れずらいもの、カフェなどでは洗物や飲料の製造などが作業として付帯するため、エプロンは長めのものを採用しています。
香水の禁止、ピアス やアクセサリーなども禁止していますが、一部マネージャーだけはお店の場所(地下鉄の交差場所、バスセンター付近)や、ご案内を考慮して時計の装着を許しています。デザインは、クラシックですが、清潔感と、笑顔を素敵に見せられるユニフォームというところで選びました。シフト・イン前には必ず、うがい、手洗い。身だしなみでは、お化粧、髪型、ユニフォームなどをチェックし、細部にまで互いに声をかけられる雰囲気作りを心がけています。




<手洗い>

流水だけでも洗った気になるのですが、雑菌は80%以上残っています。爪の中まで十分に洗い、石鹸や消毒液などを使用して徹底的な衛生管理を行っています。また、一つの作業の後は必ず手を洗い消毒する習慣を身につけています。




<清掃、店内準備>

清掃は、商品を触る納品や品出し前に行い、ホコリやチリが舞わない状態時に行います。食材に触れる30分前に終えていることが望ましいとされています。
掃除が「おもてなし」の第一歩として位置づけしているため、何をおいても優先しています。




営業中はホコリが舞わないような掃除用具(ほうきなどは極力使用しない)を使用するか、手作業に徹底しています。


掃除をしながら、店内の温度や湿度管理、電球が切れていないか、音楽は心地よい音量か、テーブルや椅子の位置は適正な位置に置かれているかなどをチェックします。

洗物は、喫茶用グラスと皿やカップなど陶器ものと分けています。
(乳製品やチョコレートなど落ちにくいものと分けるため)
洗浄機は一切使用せず、全て手洗いに徹底しています。 (洗浄機では、乳製品、チョコレート、口紅などの汚れは落ちません)


その他、排水溝の清掃、グリストラップの清掃、ごみの仕分けなどを徹底しています。食品の安心安全で大切なことは「放置をしない」ことです。壊れた清掃用具を使用して余計に汚れてしまったり、結露を放置して雑菌を繁殖させたり、壊れた器具を使用して異物を混入させたり、「まだ大丈夫かな・・」が大きな危険を伴う可能性があるのです。





<商品の知識 慶弔、ラッピング実務>

お店の商品は、月代わりで5店以上、平均6店の各5種類、合計30種類が、毎月一斉に交代することなになり、せっかく商品の特徴を覚えても、月の初めには、また一から覚えなおししなくてはいけません。(毎月30種類は全てヴァンドゥーズの皆さんも試食し感想を持っていただいております)
原材料、アレルギー、消費期限、温度管理、保管知識はもちろんのこと、素材であるバターの香りが強いもの、パイ生地がシナりやすいもの、洋酒の香りが強いもの、硬いもの、柔らかいもの、乾燥すると味が変わりやすいもの、時間によって食感が変わるもの。崩れやすいものなど、あらゆる事を想定して覚えています。
「苦手な素材、お好みの素材」をお客様にお伺いし、的確にお答えできるよう、製菓衛生士2名、調理師2名がフォローに回ります。 また、お使い物やギフトでは、のしや水引、慶弔の知識、ラッピングなども実務訓練を行っています。






<品質管理> お客様に対しての責任と、洋菓子店さまに対しての責任

さっぽろスイーツカフェでは、一切の洋菓子製造は行っておりません。全て札幌市や近郊の洋菓子店のスイーツを配送を用いて仕入れています。しかしながら、販売元である「さっぽろスイーツカフェ」自体にも安全衛生の責任はあります。 ケーキを運び、検品、品出し、保管、オーダー、復唱、商品確認、パッキング、包装、受け渡し、お見送りまで、全て安全管理が求められ、実務として達成できるよう努めています。また、飲料製造や販売に伴う品質管理を行い、常に商品の鮮度を高めています。


1、配送
洋菓子店への集荷、検品
崩れていないか、数は合っているか、商品の一つ一つに製造元日付シールが貼られているか、スイーツカフェの同じチームである運送屋さんが洋菓子店でチェックをし、スイーツカフェにて再度検品して納品されます。





2、商品品質チェック
ケーキは通常、調理品ですので、その当日中か、製造元で定められた消費期限(5日に満たない期限)なため、原材料表示やひとつひとつのケーキに製造元表示は義務ずけられてはいません。
しかしながら、さっぽろスイーツカフェの場合は、お持ち帰りの場合、ひとつの箱の中に、複数のケーキが混在する可能性が高く、また、そこを魅力として運営しています。責任の所在を明確にするため、また、何処のケーキなのかを消費者に知っていただくために、製造元表示を導入しています。

洋菓子店から納品された商品は毎日1個ずつ検体として冷凍保管されます。







ホコリや異物混入を防ぐため、必ず周りを遮断したり、物が無い状態の 場所を選んで品出しをします。 (このとき、別の場所でも掃除は行いません)
保管時は乾燥を防ぐために必ず蓋をして底を衛生的に消毒して冷蔵庫に保管します。




品だし
品だしの基本は、美味しそうに見せること。
ショーケースの中は、お店別に並べる。(固定はしていない) 色合いや、売り筋、量を考えて並べる。 飾りの向き、カットの向き、セロハンの重なりなどを注意する。 先入先出しは誰が見ても分かるように、色別カードを置く。 など・・・
稼動中の品切れや破損ロスなど細心の注意を払う。


ショーケースへの品だし完了!


 

 

 




3、開店
午前10時~午後8時までの営業です。

 

 

 







4、接客時の安心安全
お店によって崩れやすい商品があるため、ケーキを取るには食品取り扱い専用の手袋をはきます。






レジや釣り銭なども触るので、必ず素手や手袋も消毒します。ポケットに入れたり、定まらない場所には置きません。













5、接客時の安心安全2

接客時のオーダーは、お客様にお見せしながら復唱してお受けします。
(聞き間違えやミスを防ぐため)








日本のケーキ屋さんで使用するショーケースの構造から、ケーキのパックは別の台で行うことが多く、そのために、お客様に背中を向ける時間が長くなります。さっぽろスイーツカフェは、ミスの防止やお見送りまでの責任を担当者が行うマンツーマン方式を採用していますが、長くなりそうな時には、補助が入りお客様と向かいます。





オーダーされた商品は、確認のためにお見せします。

なぜか?3つの理由があります。






1、 オーダーされた商品は、間違いがないか
2、 崩れていないか、汚れていないか
3、 お買い忘れがないかを見ていただく


お客様も販売員もお互いに確認したという
契約の行為を必ず行います。


ご注文を受けた後は、包装、レジ清算の前に、必ず、電卓でお受けした金額をお伝えします。
通常は、パックも終えてレジにて金額清算を行いますが、予算的にお買い忘れがないか、予算をオーバーしていないかを包装前のこの段階で確認していただきます。





接客側は2度手間のように思われがちですが、レジ清算の前に金額をお伝えすることによって、お客様側のご用意がスムーズになる効果があります。
















さっぽろスイーツカフェにご来店くださるお客様のほとんどは、沢山の荷物を持たれた方が大半です。
基本的にケーキは崩れやすく持ちずらいものなので、カウンターの前に出て、お客様が持ちやすいようにお渡しします。









6、さっぽろスイーツカフェという新しい業態

さっぽろスイーツカフェは、商品を揃えて購入していただこうという通常の物販業ではなく、ケーキを通して、お客様が楽しいひと時を過ごされるカフェ形態で商品を提供しています。
しかしながら、毎月お店や商品を変える変動的な魅力と、カフェという固定して安心感のある業態の混在は過去に前例が無いために、どのマニュアルにも当てはまりませんでした。この際余計な既成概念を取払い、まったく新たな姿勢で取組んでいこうとしています。
「 美味しいと感じたその時、その場で召し上がることが出来る」のは 、食の仕事としてとても幸せなことです。なぜなら、「美味しかったよ」「ありがとう」「またくるね」というお客様の言葉を、すぐその場で直接聞くことが出来るからです。
沢山の荷物を持って来店される観光客もいます。「 お客様、どちらから来られたのですか?」「せっかくですから、北海道の出来立てのケーキを召し上がっていかれませんか?」本来のイートインというものは、そういうものだと考えています。 道の駅で取れたての山菜汁を提供しているおばちゃんと同じです。美味しいと思ったその時、その場で食べられる。しかし、今までそれは当たり前ではなかったのです。イートインは客席でしかありませんでした。そのイートインをあえて訴求し、しかも、札幌じゅうのケーキ屋さんが入ったお店ですから尚更嬉しいわけです。
OPEN後5ヶ月過ぎた今でも、39席の客席に1日イートイン350人を超えるお客様が来られることが度々あります。こうなると、単純に物販とは言えなくなります。
ヴァンドゥーズの皆さんにギコチナイ笑顔を強要して、簡単に笑顔になるものではありません。この仕事の素晴らしさを体感して初めて真の笑顔になるのだと感じています。




さっぽろスイーツカフェは、何かのスローガンを掲げた業態ではありません。
ごく自然体で、札幌市や近郊のスイーツ店をご紹介するお店です。あえて言えばスイーツを楽しむ事自体がエンターテイメントであり、スイーツを通して幸せな時間を過ごしていただきたい。





私たちヴァンドゥーズはそのお手伝いが出来ることに幸せを感じています。